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2004年、GCT研究会のNPO法人化に伴い、活動拠点となる「文化の陶 四季舎」を設立。波佐見焼の中心地・中尾山の廃業した製陶所を改装した施設です。

 

四季舎の着工にあたっては、改装費をツーリズム活動の支援者より募り、活動メンバー自ら汗を流して作業し、多くの協力者の手を借りて完成させました。それにより、相場の1/10程度の費用に抑えることができ、最小限のリスクでスタートさせることができました。

 

また、四季舎の運営にはGCT研究会メンバーの畑中夫妻が常駐し、地元女性グループ「つんなむ会」が開発した「波佐見焼御膳」を提供する喫茶の他、陶芸・ピザ焼きが体験できるプログラムを実施。“畑中夫妻の温かな人柄と手づくりの空間に癒され、地元ならではの食に元気をもらい、ものづくりから刺激を受ける場所” として徐々に評判が地域内外に広がっていき、オープン1年で黒字経営を実現。想定外の早さで軌道に乗せることができました。

 

こうした四季舎の成功は、地場産業(窯業・農業)に地域資源(歴史・文化・自然・食・人)を組み合わせて集客に結びつける、ツーリズム活動を波佐見町に根付かせるきっかけとなったのです。

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